理 念
〜地域で生きる 機会を創る 世代を繋ぐ〜
誰もがそのひとらしく、笑顔で暮らせる社会づくりを地域から

高度情報化、国際化など、
日本を取り巻く社会情勢が目まぐるしく変わる中で、
人々のライフスタイルや価値観が多様化しています。
また少子高齢化・人口減少時代の本格的な到来により、地域の担い手が減少する一方で、
『ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を実現して、
もっと家庭や地域のことに積極的に参画したい』と考える人たちが確実に増えています。

けれども今の日本の地域社会や職場風土は、
高度経済成長・人口増加時代に確立したシステムが根強く残っており、
希望をするにもかかわらず、男性が家庭や地域に参画すること、
女性が決め事に深く関わることなどが難しいのが実情です。

一方、企業の中には、多様化する従業員や顧客ニーズに対応し、
激動する社会の中で、持続可能な企業として生き残りを図るため、
「ダイバーシティ・マネージメント」を経営戦略として取り入れ、
「多様な立場の人々の力を活かす」という発想で、
組織の活性化に取り組んでいる事例が多く見受けられるようになってきています。

そこで、私たちの生活の拠点である地域においても同様に、
「人々の力を活かす」という発想に基づいて、
地域で暮らす人々の、多様な立ち場や価値観を取り入れ、
地域づくりの力に転じることができないかと考えました。

地域コミュニティは、
年齢・性別・職業・人種・障がいの有無、また、性格・趣向 や価値観など、
外面も内面も様々な人が集まっているひとつの社会です。
「子どもだから、男性だから、女性だから、
 子育て中だから、介護がある、 病気だから」などと、
互いの違いに線を引くのではなく、そこにある多様性に気づき・受け入れる。
そこから、地域を取り巻くさまざまな問題を解決し、笑顔で暮らせる地域を育み、
将来の担い手である子ども・孫世代に、
ぬくもりあふれる持続可能な地域を手渡すことができるのではないでしょうか。

自分が誰かに「認められている」「必要とされている」「役立っている」と感じることは幸せです。
私たちは「多様性と受容」の浸透こそが、
人々の幸せな暮らしにとって重要な鍵であると考えます。

ダイバーシティコミュは、
一人ひとりが大切にされる社会作りを地域から進めることを目的(ミッション)として、
さまざまな事業を展開していくソーシャル・ソリューション・プロジェクトです。



沿 革
2012年1月25日 団体発足 設立総会開会
2012年2月14日 東京都へNPO法人設立申請
2012年6月13日 特定非営利活動法人東京都認証取得
2012年6月18日 登記完了 法人設立
定款(PDF)はこちら
設立趣意書(PDF)はこちら